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神さまの恵みをわすれずに。

 

ゴスペルシンガー 本田 路津子さん チャペルコンサート   || 2012/10/27

去る10月27日、紅白出場経験を持ち、現在はゴスペルシンガーとして活躍されている本田路津子さんを本教会へお招きして、チャペルコンサートを行いました。

 

 

 

路津子さんの美しい歌声で神様が賛美されると、会場は心浮かれるような感動に満たされました。また路津子さんは、昨年3月11日に発生した東日本大震災の被災地の方々と、代表曲のひとつでもある『一人の手』を通して特別なつながりが生まれ、その後度々慰問に出かけておられるという体験談などをお話しして下さいました。

 

もう一つ筆者にとって印象的であったのは、かつてNHKの『みんなのうた』でも放映されていた有名な『ドナドナ』という歌についての路津子さんの解説でした。この歌は、ご承知の通り、牧場から市場へ売られていくかわいそうな子牛を歌っている歌ですが、じつはこの歌は、第二次大戦中、ナチスによってユダヤ人が強制収容所に連行されていくときの様子を歌った歌で、そのサビに当る「ドナドナドーナドーナ♪」という有名な歌詞の「ドナ」という言葉は、旧約聖書の書かれた原語であるヘブル語及びこの歌の原曲の歌詞である『仔牛』という詩が書かれた言語であるイディッシュ語で、「主」を意味する「アドナイ」という言葉を、ナチスにばれないようにカムフラージュして歌っているものであるというお話しでした。

 

そのような背景を想像しながら、この歌を聴いていると、特に二番の歌詞である「青い空 そよぐ風 つばめが 飛びかう 荷馬車が いちばへ 子牛を 乗せて行く もしもつばさが あったならば 楽しい牧場(まきば)に 帰れるものを(安井かずみ訳詞)」などは、まことに自由を求める神様への祈りそのもののように聴こえてきました。後で調べてみたところ、「ドナ」が「アドナイ」の意味であるという点については諸説あるようですが、この歌が第二次大戦時代を生き抜いたユダヤ人の手によって作られたものであるということは間違いないようです。ともかく、路津子さんの歌声は美しく、また、そのキリスト教信仰によって養われた豊かなご人格にも触れることができた、素晴らしいコンサートでした。

友愛BBQ       || 2012/10/07

男性会の主催で、秋のBBQを楽しみました。子供からおじいちゃん世代まで、親睦を楽しみつつ頬張る味は格別です。食事の前には伝道師より、ショートメッセージも。

旧約聖書の中にも、神さまへの捧げものとして動物の肉が焼かれる場面があります。捧げられた肉の処理方法は様々です。炎の中で焼き尽くされるものや、脂肪と内臓だけが焼かれて神さまに捧げられた後に、祭司と捧げた本人とが共に食事に与かる事ができる「和解のためのささげもの」と呼ばれるものもありました。<旧約聖書レビ記3章参照>

これは傷の無い捧げものを捧げる本人の信仰によって、聖なる神さまと俗なる罪人との和解がなされるための捧げものでした。捧げた後には、神の前に罪人である私たちの、その罪がすっかりと赦された事を記念するために、「神さまの御前で和解の食事を楽しむ」という事までもが含まれている礼拝行為でした。

しかし、新約聖書以降の、今の時代に生きる私たち教会はこの動物犠牲を捧げる必要がありません。

なぜなら、イエス・キリスト様が私たちのために身代わりに十字架の上で、ご自身の命を犠牲とし、私たちと神を和解させて下さったからです。

「なぜなら、神はみこころによって、満ち満ちた神の本質を御子のうちに宿らせ、その十字架の血によって平和をつくり、御子によって万物を、御子のために和解させてくださったからです。地にあるものも天にあるものも、ただ御子によって和解させてくださったのです。あなたがたも、かつては神を離れ、心において敵となって、悪い行いの中にあったのですが、今は神は、御子の肉のからだにおいて、しかもその死によって、あなたがたをご自分と和解させてくださいました。それはあなたがたを、聖く、傷なく、非難されるところのない者として御前に立たせてくださるためでした。」
<コロサイ人への手紙1:19-22>

教会の交わりとは、何よりも御子イエス様の十字架の犠牲によって和解を下さる神さまとの交わりに憩い、この神さまとの平和を隣人と分かち合うためのものです。愛なる神さまの御前で、その恵みを共に分かち合う愉快な交わりでもあります。

宜しければ、みなさんも来年はご一緒しませんか?

 


墓前礼拝、昇天者記念礼拝会 2012/09/16

私たちの教会は、先に天に帰った昇天者たちを記念する墓前礼拝をイースター(復活節)と会わせて二度、礼拝堂での昇天者記念礼拝会を九月に一度持っています。

 

 

 

先日も好天の中で持たれました。

写真は墓前礼拝の様子です。

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御国に住まいを備えたまえる

主イエスの恵みを ほめよたたえよ

やがて天にて歓び(よろこび)楽しまん

君に見(まみ)えて 勝ち歌を歌わん

 


これは聖歌638番1節の歌詞です。私たちはこの曲をイースターや、キリストの復活を記念する賛美として歌います。また、キリスト教式のお葬式で歌われる事の多い曲でもあります。というのも、この曲がキリスト者の地上生涯で終わらない、天国での永遠の歓びという希望を力強く歌っている曲だからです。


私たち人間は皆、生まれてきたからには必ず死ぬことと、死後に、全てを知っておられる神に裁かれることが定まっているのです。聖書に「…人間には、一度死ぬ事と死後にさばきを受けることが定まっている…」(ヘブル9:27)とあるとおり、神の前に罪人である人間は皆、地上での全ての歩みについて、聖なる神によって裁かれなければなりません。


ところが、真のキリスト者にとっては、その裁きは恐れるものではなく歓喜の時なのです。なぜなら、「…キリスト・イエスにある者が罪に定められることは決して」無いからです(ローマ8:1)。キリストにある者は、死後の裁きの座において、全ての罪と咎が洗い流されて裁かれることは無いのです。


「しかしキリストは、…ご自分の血によって、…永遠の贖いを成し遂げられたのです。」(ヘブル9:11-12)とあるように、私たち罪ある者の身代わりに、自ら十字架にかかって死んでくださったキリストを信じ、その贖いの死と復活の命を自らのためであったと告白するキリスト者は、この幸いを頂いている者なのです。

何たる幸いでしょうか。

これがキリストの福音です。


人間にとって、地上生涯で最も重大で深刻な課題は、事業の成功でも、問題のない人間関係でもありません。自分の罪や過ちによる咎(とが)が赦されることです。キリストの十字架は、単に歴史上の高名な宗教家による自己犠牲死ではなく、罪人のための贖罪であり、罪の赦しにおける偉大な神の栄光です。

 

しかし、真のキリスト者は単に、死後の救いを得て安泰の上に胡坐(あぐら)をかいて、死後にのみ希望を持ち、結果として地上生涯を軽んじるような、彼岸を見つめてぼんやりとする厭世(えんせい)的な生き方をしません。むしろ逆に、尊い神を畏れかしこみつつ、「…私たちに自分の日を正しく数えることを教えてください。そうして私たちに知恵の心を得させてください。」(詩篇90:12)と願い、また「私たちの手のわざを確かなものにしてください。」(詩篇90:17)と、地上での歩みが堅固で確実である事を祈り求める者であるのです。


その堅固で確実な歩みは、どこから来るのでしょうか。 

 

この祈りの直前の箇所を見てみましょう。
詩篇90:16にはこうあります。「あなたのみわざをあなたのしもべらに、あなたの威光を彼らの子らに見せてください。」と。

 

神の偉大な救いのみわざを聖書から知らされ、そしてその偉大さを実際に体験する信仰者の歩み。またその主の威光を、世代を超えて語り伝える信仰者たちの歩み。主の御前にある歩み。その歩みは、歴史を経て語り継がれる程に堅固にして確実な力強い個人の生き方を、また街や国家の文化を示し続けて行くものとなります。

 

まことのキリスト者の歩みは、天に帰る日を心から待望しながらも、地において「みこころが天で行われているように地でも行われますように。」(マタイ6:10)と祈りつつ、「私の父は今に至るまで働いておられます。ですからわたしも働いているのです。」(ヨハネ5:17)と告白する者となるのです。

 

生ける命の日の限り、この道に歩む者でありたいと祈りましょう。

 

2012年 教会学校サマーキャンプ  || 2012/8/25-26

去る8月25日、26日に、教会学校では教会堂を会場としたサマーキャンプを行ないました。参加者は、部分参加を含めると、子ども5名、教会学校スタッフ5名、保護者など4名の計14名でした。

 

今回のキャンプのテーマ聖句は詩篇133編1節の「見よ。兄弟たちが一つになって共に住むことは、なんというしあわせ、なんという楽しさであろう。」という御言葉で、期間中2回の集会を持ち、兄弟の「絆」を体験するボール集めゲームや、「共に住む」というテーマで、一枚の大きな紙に、参加者全員で絵を描くという経験を通して、御言葉の意味をからだ全体で味わいました。何よりも大きな事故もなく、祝福のうちに終えることができたことを、主に感謝致します。

ここで参加した子どもたちが「しおり」に記録した文章を、なるべくそのまま紹介したいと思います。

「きずなのパワーでたのしくあそべてうれしー」

「くれおんであそんでうれしいー」

「れおくんたちとぼうるおひろったことがとてもたのしかった。」

「くれおんでおえかきしたのがたのしかったです。」

「チームで足をつないで歩くっていうのはやっぱむずかしいことだから、きずなをつないで歩かないといけないから、むずかしかったです。2回目はれおくんとぼくとまさみくんとやったときは3人でやってるからむずかしかったです。ルールはかんたんでした。またやりたいです。」

「きょうはぼくは思いでをつくりました。とちゅうからただしくんとあきさんがきました。思いでずくりは絵をかきました。えはじいちゃんとおんぷと花と☆と雨とくさときのこと、もみじを書きました。たまにただしくんのとこに行きました。たのしかったです。またきょうかいのおとまりにきてやりたいです。ただしくんともまたあそびたいです。」

 

また今回のキャンプのために、教会員の皆様から、沢山の献品や、お祈りによるお支えを頂きましたことを、この場を借りて改めて感謝致します。

 

 


夏休みの友愛こどもフェスティバル || 2012/7/29

昨年度に引き続き、今年も無事に開催する事ができました。

夏休みの子供フェスティバル。

 

かき氷に、たこ焼き、お好み焼き、綿がし、
みず風船のヨーヨー釣り。

そして、大人も巻き込んで大盛り上がり!
ストラックアウトです。

景品は早い者勝ちだよー!

♪主がついてれば 怖くはないと 

 聖書の中に書いてあります 

 主はわたしを 主はわたしを 

 主はわたしを 愛して下さる


子供たちはみんなで賛美歌を歌ったり、それぞれの得意な事で自己紹介をしたりしました。

好きなキャラクターやお気に入りの色や食べ物。
みんな個性的です。

ピアノに合わせて楽しく踊って、ゲームも楽しみました。

メッセージでは、みんなでイエスさまの福音(ふくいん)について聞きました。

福音とは、「聞いて嬉しくなる、とても良い知らせ」という意味です。


私たちには、どんな人でも、みんな罪があります。

子供は誰からも教わってなくても、悪い事も覚えてしまうし、

大人でも自分でしたくないと思っているような事も
やってしまいます。

そして、そのような罪は私たちの心を、とても重苦しく暗くしてしまいます。

 

ついには心だけでなくて、体も病気になってしまう程に健全さを失わせる。

そういう状態にある。それが「聖書の教える罪」という状態です。


別の言い方では、神さまを離れていること。

善にして正義なる、愛なる神さまから離れると、私たちは光を失ったロウソクのよう。

光を失った私たちのみじめな姿は、

私たちを愛して、深い関わりを求められる神さまの悲しまれる事でした。

そんな私たちの罪の身代わりに、

イエスさまは十字架にかかって下さった。

私たちのために命を投げ出して、身代わりに死んで下さった。

 

その尊い血で、雪よりも白く私たちの心を洗い清めるために。

あぁ、イエスさま。あなたの身代わりの十字架を感謝します。

罪の赦しがあなたの十字架にある事を信じます。


そして死んだままではなく、死より復活され、天に帰られた。

それは、全てイエスさまを救い主だと信じる人を、

輝く天の御国に連れ帰ってくださる、そのためだった。

 

そして、愛して下さるイエスさまと、私たちが永遠に一緒にいることができるために。


これが福音です。お友達はみんな真剣に聞いていました。

最後に先生がお祈りしました
「イエスさま、あなたの事を聞きました。信じたいです。どうか、もっとあなたのことが判る様に、これからも聖書から教えてください。イエスさまのお名前でお祈りします。アーメン。」

父の日のプレゼント || 2012/6/16

私たちの教会には、多くのお父さんたちがいます。

お孫さんもいる年配の方から、子育てベテランの方、まだ幼稚園の子やお腹に赤ちゃんを授かったばかりの若いお父さんまで。

 

たっくさんのお父さんたちに、教会学校のお友達からささやかなプレゼント。

今年は可愛いアンパン作りでした。

 

 

最初に記事のこね方や、絵付けの仕方を教わってから、いざチャレンジ。

 

出来栄えは個性的です。

お母さんも、子供たちも、みんなで没頭して楽しみます。

あれれ?なんだかお父さんも作ってませんか?

 

パンをオーブンに入れて焼き上がるまでの間に、教会学校の先生からお話しを聞きます。

 

子供たちがみんな大好きアンパンマン。

その絵本の第一作目からのお話です。

 

さびしがっている人や、困っている人のために自分を喜んで差し出すアンパンマン。

アンパンマンのモデルは、実はイエスさまなんだ。

イエスさまこそが、みんなのスーパーヒーローなんだよ。

 

みんなもさびしい時は、イエスさまを呼ぼう。助けてくださる。

困っている人を見た時は、イエスさまがされたように、その人たちを助けてあげようね。

 

 

さて、パンは美味しく焼けたかな?
美味しいパンと楽しいお友達を下さる
イエスさまに感謝して、いっただきまーす♪


次の日の、父の日の礼拝会でもらったお父さん方も

みなさん大喜びでした。  

聖歌隊の歌声|| 2012/5/13

私たちの教会には、礼拝や賛美集会で歌声をもって奉仕する

「聖歌隊」があります。

音楽教育に携わってこられた方が、専門的に指導して下さいます。
呼吸法からヴォイストレーニング、音程の合わせ方など…。

それは厳しくも、楽しい時間となります。

 

この聖歌隊には、「神さまを賛美したい!」という気持ちのある人なら、

どんな人でも歓迎です。

楽譜を読める人も、そうでない人も。

声の高い人も、低い人も。

大きな声の人も、小さな声の人も。

中には大きなお腹の人も。(でも胎教には持って来いですね)

 

初めて歌う曲は、みんなむずかしく感じます。

 

でも練習していると、あら不思議!

ついにはぴったりと合って一つとなり、

神さまをほめたたえる捧げものとされてゆくのです。

 

そんな時こそ、神さまの御手の中に納められたる者達としての感動を覚えます。

 

私たちの毎週の礼拝では、いつも讃美歌をたくさん歌います。

そして、もっともっとたくさん歌う音楽礼拝もあります。


みなさんとも一緒に歌える時が来ることを、教会員一同、心待ちにしております。

 

 


家庭集会の恵み|| 2012/4/27

私たちの教会には家庭を開放して、地域の方々や教会員のために集会を催してくださる方がいます。

豊かな自然環境、木造りの過ごしやすいお家、家庭菜園の美味しい野菜と手料理…。

みんなで楽しく夜を過ごしながら、とても心地よい仲間達とのひと時となります。

美しい夕焼けの中で集まり、傾く日を見ながら共に食事をし、暗くなった頃に賛美を歌って、静かに聖書のみことばに耳を傾ける。終わった後もお茶とケーキを頂きながら、メッセージを分かち合って交わります。話は尽きず、やがて夜も更けてくると、それぞれに満足のなか帰途につきます。

 

自然を造られた神さまのリズム。

その心地よさの中で、聖書の言葉もスーっと心に入ってきます。

こんな豊かな自然の中で、ゆったりとできる家庭集会。

神さまがこのような交わりを、教会に与えて下さってること。


本当に感謝したいと思います。

卓球大会 第一回友愛カップ || 2012/4/22

礼拝の後はLet’sピンポン!

 

教会には子供たちの日曜学校以外にも楽しい活動があります。

この日は、教会のたくましい男性達が主催した卓球大会でした。競技用よりは一回り小さいサイズの台ですが、それでも本格的。中学生や高校生から、孫がいる年代の方々までみんなで楽しみました。新鮮な若葉の様に、10代の若者達が元気よく活躍したかと思えば、おだやかなおじさんやおばさんが柔和に打ち返す。 

トーナメント決勝は、なんと夫婦対決。優勝商品の高級うどんは「孫と食べます!」と満面の笑顔で奥様が答えて下さいました。普段の教会生活では見る事のない、意外な一面が見られた良い親睦の時となりました。

 

追伸:この台は今後このまま教会に置かれることになり、いつでも卓球できる!と大喜びなのは子供達でした。みなさんも教会にお越しの際は、どうぞ私達と一緒に楽しみましょう。

 

2012イースター || 2012/4/6~8

主イエスは私達全ての人のために、身代わりの十字架を引き受けられました。

主イエスの受難。多くの芸術作品のモチーフとして描かれ、時にそれは作家達の信仰告白として神に捧げられたものでした。

教会では、受難週の水曜・木曜・金曜の夜に受難記念祈祷会を持ち、主イエスの十字架の御苦しみを想いました。キリストの御苦しみを想う仲間が、毎晩、共に集えること。そのような教会、信仰者の群れである事に本当に感謝です。

 

金曜日の午後には「イースターエッグ作り」の会がありました。

来てくださったのは幼稚園から小学校中学年ぐらいの子供たちと、お父さん・お母さん方。始めにこども賛美歌を歌って、体を使ったリズム遊びをしました。そして、イースターのメッセージを聴いた後、イエス様の十字架と復活を感謝してお祈りしました。

さて、お待ちかねのお絵かきです。殻つきゆで卵に絵を描いていきます。ポスカや絵具、クレヨン等など。何を使うかによって仕上がりも異なります。

子供たちだけでなく、お父さんもお母さんも没頭!その後のおやつもみんなで楽しみました。

 

そして、イースター。復活の主日の朝は教会の墓地にて、有志にて墓前礼拝を持ちました。晴天の下、讃美歌を賛美しメッセージを聴きます。

「キリストはよみがえりです。いのちです。 友愛キリスト教会」

ここに私たちの信仰告白があります。このキリストのよみがえりの命に、キリスト者もまた与るのです。

メッセージはローマ8:31-39から「神の右の座に着座された主」について。神の右に座すとは、父なる神と全く同等の権威と権能を持つ立場というだけでなく、その寵愛をも最も親しく受ける立場に座すということ。御子イエスさまに在って、罪の赦しと永遠のいのちを頂き、イエスさまの懐に抱かれている私達もまた、同じく御神の寵愛を受ける者です。そしてそれは、単に甘やかされるというのではなく、地上生涯でイエスさまのように天の父の御心を受け取り、イエスさまのように生きる者とされていく歩みとされてゆく事です。ハレルヤ。 

 

午後は教会学校主宰のイースター祝会とエッグハンティング。

教会員の一品(逸品!)持ち寄り食事会と、教会学校の子供たちによる賛美と暗唱聖句発表がありました!

みんなでごちそうを食べて、楽しく交わった後で、いよいよ子供たちの出番です。最初に年長の子が「整列!」と号令をかけて、ピアノに合わせて「礼!」とお辞儀。拍手喝さいです。そして手拍子でこども讃美歌をうたった後、「鹿のように」という曲を歌いました。「谷川の流れをしたう鹿のように 主よ我が魂 あなたを慕う~♪」と子供たちの純粋な賛美の歌声を聴き、二番は皆で歌いました。

そして、いよいよ緊張の「暗唱聖句発表」です。今回は3カ月かけて覚えてきたマタイの福音書5章3節ー8節から。山上の説教の箇所ですね。年長の子の「せーの!」の掛け声で始まりました。驚いたのは大人達!子供たちは、はっきりとすらすら暗唱します。これまた拍手喝さい!でした。

 

その後は、待ってましたの「エッグハンティング」。ぽかぽか陽気の午後のお庭に飛び出ては、大人も子供もみんなで大はしゃぎ。みんな我先にと、隠してある卵を見つけます。「みっけ!」「あ、あそこにも!」「俺もう3個目だもんね~!」「負けないぞー」いろんな所から楽しそうな声がします。しばらくして、みんなで探したたまごを持ちよって数えてみると、「まだ一個あるはず!」。みんな大急ぎでラスト一個の卵を見つけようと必死です。大人も子供も真剣勝負!「あったー!」最後の一個を見つけたのは幼稚科さんの女の子でした。さすが子供は上手。

 

イースターと言えば、卵とウサギ。卵は石と同じように動かなくて生きてるようには見えないけれど、実はその中にいのちを宿している。イエスさまの十字架の死も、まさかその後に復活のいのちがあるなんて判らなかったけれど、確かにいのちがあるんです。また、なぜウサギなのでしょうか。イエスさまは、まるでウサギが穴からぴょん!と飛び出るように(とは幾分違いますが…)、お墓からよみがえって出てこられたでしょう?だから、イースターにはウサギがよく登場するのだそうです。面白い事を考える人がいるもんですね!

 

今年のイースターも本当に楽しくて、復活のイエスさまに祝福された良い時となりました!感謝。

伝道師就任式 || 2012/04/01

4月1日の礼拝において、新井伝道師の就任式が行われました。

新井健二師は2008年6月、香代夫人とともに当教会に転会され、

今年の春には中部学院大学での学びを終えられて、

社会福祉士、精神保健福祉士の国家試験に合格されました。

 

会衆の見守る中、兼松主任牧師より式文が読み上げられ、

新井師の誓いの言葉と共に、会衆もまた、師を敬い、

支えていくことを誓いました。

神さまの前で、神の家族としての共同体が、

共に建て上げ合うという誓いを新たにした、

清々しい就任式となりました。

 

礼拝後には、祝会がもたれました。

共に仕えてきた兄弟姉妹からのお祝いのことばは、

どれも喜びと期待に満ちていて、

若い伝道師夫妻を囲み、集った皆が祝福でいっぱいになるひと時でした。

 

そして、親友である八王子の牧師先生からの祝辞には、

新井師の目に思わず涙が…。

「夫に隠れて何かをしたのは初めてだけど、こんなに大変だと思わなかった!」とは香代夫人の談。

こっそり御友人の連絡先を調べ、祝辞をいただき、祝会担当の姉妹に渡しておいたのでした。

 

そんな祝辞の花束を受けた新井師は、

「きょう、この教会と結婚したという思いで仕えていきます」

誠実な決意を語ってくれました。

神さまが引き合わせてくださった夫と妻として、

相手の最善のために仕え合う夫婦になっていきますように。

そして新井伝道師夫妻の歩みに、神さまの確かな導きと、

豊かな豊かな祝福がありますように!

 

***

師は火曜日~金曜日の日中、教会に居ります。

ご用のある方は、教会までお電話いただけると幸いです。

聖書やキリスト教に関心のある方、教会とはいったいどんなことをしているところなのかと疑問に思われている方も、お気軽にお立ち寄り下さい。

キリストの教会はどのような人に対しても開かれています。

 

2012 歩くスキーとスノーシュー || 2012/03/02-03 

もうすぐ春。雪解けは間近。

そんなわけで教会の青年達がひるがの高原に一泊二日で行ってきました。 出発は渋滞を避けて、金曜日の真夜中。国道156号を北上して郡上市白鳥のしらおスキー場に24時ごろに到着。車を降りると、そこはゲレンデ!営業終了していても関係なし!

 

翌朝は最高のお天気。郡上市の山並みが雪化粧して本当にきれいでした。私たちが普段も見過ごしているだけで、神様はこんなに美しい景色をいつも作って下さっているのですね。さて、ピリリとした新鮮な冷気の中で朝ご飯です。腹ペコと美味しい空気は最高のスパイスですね。

 

 

その後、ひるがの高原スキー場にてスノーシュー(西洋かんじき)とクロスカントリー(歩く)スキーを借りて、いざ雪の野原へ! 二人にとっては初めてのスノーシュー。始めは戸惑いながらも、すぐに慣れてきて、ほらこの笑顔です!とってもご機嫌でした。

 

原色のウェアがよく似合いますね。雪の中を沈まずに歩いていけるので、森の中でも平気です。歩いていると、ところどころに動物達の足跡が付いています…。

足跡の形や間隔、深さから推理して考えます!あれはウサギかな…イタチかな?それともキツネでしょうか?神様の創られた動物達が潜んでいる森。その森もまた、神様によって、動物達が住み易いように作られているのですね。

 

そんな中をずっとハイキングして、お腹がすいたのでお昼にしました。普段はなかなか触れる機会が無い雪での遊びと、初めての体験は神様の祝福で最高に楽しい時となりました。 

 

感謝

道具レンタル:ODSSひるがのスノーシュー

最後に、安全を守って下さったイエス様

 

2011クリスマスもろもろ || 2011/12/18~25

いろいろありすぎた、今年のしめくくりには

クリスマスをお祝いする、たくさんの会が持たれました。

 

「光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。」

 <ヨハネの福音書1章5節>

 

ときには闇が深くなるばかりのように思える、この日本、この世界に、

いまも光として輝いておられるイエスさま。

私たちが受け取るべきほんとうの光であられる方は、

2000年ほど前、確かに、この世に生まれてくださいました。

12/18(日)こどもクリスマス会

8月のこどもコンサートで演奏してくれた子どもたちを中心に、

たくさんのお友だちとクリスマスをお祝いしました!

 

クリスマスのさんび歌(きよしこの夜など)を歌い、

パパイヤじゃんけんに、紙コップ積み上げ競争。

中学生のお姉さんが大人ふたりを打ち負かす一幕も。

 

しばらく遊んだあとには、

イエスさまのご誕生のお話を聞きました。

3人の博士からイエスさまへの、

心こめたプレゼント。

みんな、じぃっと聞いてたね。

 

そして、恒例のプレゼント交換~。

おいしいお菓子は当たったかな?

 

この日は、もちつき大会までありました!

蒸したてアツアツのもち米を石うすにうつして…

お父さんたちも、子どもたちも、ぺったん、ぺったん♪

つきたての、やわらか~いおもち、最高!!

 

12/20(火)マミークラスのクリスマス会

今秋に再開したマミークラス(主婦の集い)。

皆でミネストローネ(絶品!)を作りつつお喋り。

スープといっしょに地元の本格派パン屋さん「la fille(ラフィーユ)」のおいしいパンをいただきました。

マミークラスでの聖書のお話は、クリスマスが示すメッセージについて。

イエスさまは神であられるのに、クリスマスの夜、貧しく汚い飼葉おけの中に誕生されました。それはイエスさまが、どんなに汚れてしまった心の中にも宿ってくださる、ということ。

そして、内側からきよく造り変えてくださるということなのです。

12/24(土)イヴ礼拝

「光なるキリストの誕生」というテーマで、イエスさまのご誕生をお祝いしました。

地元 各務原の音楽家、ダニエル・フォルローさんの演奏と共に、

フルート、コントラバス、聖歌隊、そして集った皆さんで

心あわせて賛美をささげました。

聖書のみことばが語る、光なる救い主、キリスト・イエスさまを

ひとりひとりが心にお迎えすることができますように。

12/25(日)クリスマス礼拝・祝会 

クリスマス礼拝、そして、今年最後の礼拝となった25日。

ここまで守られてきたことを感謝し、また、

被災地でなお困難のなかにある方々の導きを祈り、

けれど何よりも、神さまへ心を向けるときをもちました。

イエスさまのなされたこと、すべては私のためであった、と。

それを知ったとき、神さまがみことばに示された御約束もまた、

あなた自身への約束として成就していきます。

 

祝会は、教会の家族が集う楽しいひとときになりました。

一品持ち寄り、盛りだくさんの食事。

聖書クイズ、ゲームでもり上がり、紙しばいのお姉さんも登場。

そして、劇「くつやのマルチン」が上演(?)されました。

有名なお話ですが、教会のかたがアレンジしてくれた脚本で、

生きる希望をなくしたマルチンが、聖書のみことばを通して導かれていくさまが

よりはっきりと、表現されたものでした。

ハプニングに笑いつつ……やっぱり素人劇って面白い。

 

もちろんプレゼント交換もありました。

大人と子供が一緒にプレゼントをぐるぐる…

包みを開けてはしゃぐのも、

大人と子供で変わりナシ。

 

この一年に感謝して。

来年も、神の家族がますます豊かに結び合い、

共に神さまを礼拝していけますように!

 

 

特別講演会 福澤 満雄先生をお招きして || 2011/10/9

10月9日、福澤満雄先生を迎えての礼拝式と、特別講演会がありました。

福澤先生は、おだやかな笑顔と、あいきょうある語り口で

イエスさまの愛を語ってくださいました。

笑いあり、涙あり。詩吟あり。

 

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礼拝会では、「祝福される家庭の条件」と題して

新約聖書 ヨハネの福音書2章1-11節(ぶどう酒の奇跡の箇所)から、それぞれの家庭でのクリスチャンのあり方を教えられました。

 

あなたの家庭、そこに、神さまを信じるあなたが居る、

そこから、神さまの御業が始まる。

 

「想定外」とは何か。人の思いを超えたことだ。

人の思いとは、本質的にはおごり高ぶりではないか。

そんな思いを超える、愛なる神さまの摂理が成されている、

それが想定外であり、だから、悲劇じゃない。

神さまを知ったとき、これが分かる。

 

神さまを信じたとしても、困難や苦しみが無くなるわけじゃない。

しかし、恐れるな。神さまが共におられる。

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特別講演会では、教会聖歌隊による賛美とともに、

「素晴らしい人生への招待」と題して

新約聖書 マタイの福音書11章28-30節より、

神さまからの招待状が届けられました。

 

"すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、

わたしのところに来なさい。

わたしがあなたがたを休ませてあげます。"

 

すべての人が負っている重荷とは何か。

罪と、死だ。

 

私も初めは、「あなたは罪びとだ」と

言われて怒った。けれど、そのあと

自分の中に、罪の性質があるのが分かった。

くやしいが、悲しいが、聖書は人間の、私の、本当の姿を教える。

いったい誰が、こんな欠けた者を招くだろう。重荷に苦しむ者を招くだろう。

しかし、

イエスさまだけが「わたしに来い」と招いてくださる。

イエスさまだけが、その解決をもっておられるからだ。

 

私たちの抱えるたくさんの問題の根っこには、

「愛」への疑いと、飢え渇きがある。

しかし、決して裏切ることのない愛が、イエスさまの愛だ。

色あせない、この愛で愛されていると知ったとき、私たちは本当に安らぐ。

 

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イエスさまを信じて、つき従って生きる中で知った、イエスさまの愛。

このひとだからこそ語れる、イエスさまの愛がある。

苦しみの境遇に生まれ育ち、けれど、憎しみはイエスさまの愛にとかされて、

いまや円熟した信仰――神さまへの信頼と、喜びとに生きている。

 

福澤先生を通して、神さまはたくさんの種を蒔いていかれました。

よき知らせの種、喜びの種、希望の種、勇気の種。

それらが根を伸ばし、芽を出し、枝を張り、実をみのらせていきますように。

 

著作:

[イエス様のかばん持ち]

福澤先生の礼拝説教10篇を収録。聖書に親しみたい方へ。

教会こどもコンサート&なつまつり || 2011/8/28

きょうの午後は、教会会堂で
「こどもコンサート」が催されました。
11組、18人のこどもたちによるコンサート。
ヴァイオリン、ピアノ、チェロ、そして和太鼓!

きょうが初めての発表会、という子も

多かったはずなのに、
実にのびのびとして、ひとりひとりの個性あざやかな
すばらしいコンサートとなりました。
会堂いっぱいの観客からも、
大きな拍手と、感嘆の声とが上がりました。

また、「こどものためのミニコンサート」と題して
ヴァイオリニスト 片岡由理さんにより

3曲が演奏されました。
ぴんと糸を張ったような、美しい緊張感のなか
響き渡った旋律に、こどもたちは何を感じたでしょうか。

キッズタイムでは、振り付きのこどもさんび歌を
みんなで元気に歌って踊り、
教会学校の先生のお話にも、静かに聞き入るこどもたち。
「深く豊かな水をたたえる河のような人」に なれますように。

コンサートのあとは、なつまつり!

めいめいにカードを首にかけて、
水ふうせん・かきごおり・おやき・わなげ を

楽しみつつ、
スタンプが4つたまったら、プレゼントと交換~。

40人くらいの、

たくさんのこどもたちが楽しみました♪
教会にも元気のあふれた、素敵な1日に感謝!

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追伸.

コンサートのあと、会堂を掃除した人が…
あまりのキレイさにびっくり。
音楽をするこどもと、その親御さんというのは
やっぱり、意識が高いんだねぇ…と感心しきりでした。